平成26年度 楽器支援活動の報告
平成26年度の支援先は「マラウイ共和国」になりました。
会員 村河さんの知人である寺嶋様が JICA（国際協力機構）のマラウイ事務所にて、当国に派遣されている青年海外協力隊員の活動のサポートを行っているご縁から支援を行うことになりました。
寺嶋様には、支援活動へのご協力をお願いしてします。
第1回目支援楽器送付：4月24日
支援楽器：ソプラノリコーダー 96本
4月24日目録
＝ 支援先：2箇所 ＝
・ンジェワ教師研修センター
・マタピラ教師育成センター
上記の施設で小中等学校の児童生徒に音楽など情操教育を指導しながら、
同僚教師の指導力の強化もあわせて展開しているそうです。
楽器到着報告：5月24日
5/22に無事に当地にて受け取りました。（ちょうど1か月かかりました）
関税は不要でした。
配送も含め、多大なご理解とご支援を賜り誠にありがとうございます。
本日（5/23）に、薄衣および坂田両隊員への引き渡しを行いました。
2隊員とも大変感激しありがたく頂戴いたしました。
到着時と両隊員への引き渡しの写真をお送りいたします。
薄衣隊員（添付写真左側）は当地マラウイの首都リロングウェから西へ車で30分程度にある、
ンジェワ町の教師研修センターを配属先として、地域周辺の小学校を巡回して、情操教育などの活動を行っています。
坂田隊員（添付写真右側）は当地から車（バス）で1時間乗り、さらに自転車タクシー（自転車の荷台に跨り乗る）
に乗り換えてさらに約1時間かかるマタピラ町の教師研修センターを配属先として、同様に地域周辺の小学校への巡回活動を行っております。
両隊員とも任地に戻り次第、活動先の小学校にて児童にリコーダーの指導を開始する予定です。
マラウイの小学校では、教科として「表現芸術」(expressive arts)というものがあり、ほぼ毎日、時間割に組み込まれています。その教科内容は、音楽、裁縫、図工、体育、ダンスなどで、その中で音楽は5割程度の比重となりますが、
日本のような楽器を使うものはなく、現地の太鼓や踊り、歌が対象となります。
今回ご支援いただいたリコーダーは、主に放課後の活動で活用させていただく予定で、楽器に触れる機会のない学童に
その演奏の楽しさを教え、情操教育に大きな付加価値を生み出すものになると確信しています。
御礼と活動模様について、別途あらためて両隊員から報告させていただきます。
略儀ながら、取り急ぎ、受取のご報告と御礼にて失礼いたします。
現地報告：6月20日
坂田隊員、薄衣隊員の現地報告です。
坂田隊員 NPOエコライフはままつの皆さまへ
薄衣隊員 リコーダーお礼状
第2回目支援楽器(鍵盤ハーモニカ)送付：11月17日
JICA「世界の笑顔のために」プログラムを利用して「マラウイ共和国」で現在活動している秋口隊員の音楽教育に活用していただきます。
支援楽器：鍵盤ハーモニカ 20台
利用：音楽学校での授業で使用
対象：小学生（6歳から12歳が中心） 18名と現地教師2名
現地からのメッセージ
子ども達は音の出ない壊れたキーボードで練習しています。
メロディーが聞こえないため、自分が奏でた音を耳で楽しむことができません。
鍵盤ハーモニカの提供で、子供の頃から音階を養うことができ、マラウイの音楽の発展に役立ちます。
JICA報告：1月23日
独立行政法人 国際協力機構 青年会がう協力隊事務局より「世界の笑顔のために」プログラムを利用して送った楽器（鍵盤ハーモニカ）がマラウイ共和国に発送された報告が届きました。
JICA マラウイ派遣 秋口隊員報告：4月8日
マラウイの音楽学校に鍵盤ハーモニカをご支援いただき、誠にありがとうございました。
2月末に私の活動している任地に楽器が到着しました。
音楽学校の教員達や、生徒達も大喜びをしていました。
現地の活動紹介を含みながら写真とともにそのご報告をさせていただきます。
マラウイ秋口隊員お礼状
マラウイ アンディアモ音楽学校お礼状
＜現地の様子＞
音楽学校の生徒だけでなく、バラカ小学校、バラカ中高等学校で幅広く、鍵盤ハーモニカが活用されています。
子供達は、鍵盤ハーモニカで練習し、将来は、鍵盤ハーモニカを使用したミュージシャンになりたい。と、言っています。
また、今までは、路上公演ができなかったが、鍵盤ハーモニカを使用して、生徒の路上コンサートを開くと言っています。
教員、生徒共にとても意欲的です。
以下の写真は、音楽学校での使用風景と音楽学校から鍵盤ハーモニカを借りてマラウイのバラカ小学校で隊員がおこなった教員研修の様子です。
